分類勉強会の参考写真      トップページに戻る



コケ類のスギゴケ類は茎はないが植物体がある程度の高さがあるので芝生状になる。右は胞子嚢が出てきている。


左のヒカゲヘゴは木性のシダ類で沖縄などで見られる。右は開葉前のオシダで地面に茎葉を広げる。


左のトクサはトクサ科のシダ類で、繁殖は茎の先端に胞子嚢穂をつける。右のツクシはスギナが繁殖するときの胞子茎である。スギナもトクサ科。


左のハナゴケ類や右のウメノキゴケ類は地衣類で、和名にコケとついているが、コケ類ではない。地衣類は、菌類と緑藻類の要素からできていて、菌類に含める分類学がいる。水分を保持する菌類的要素と光合成を行う緑藻的要素によって岩や樹皮の上でも成育できる。


変形菌は菌類に似ているが原生生物(プロティスタ)のひとつのグループ。左はマメホコリの未熟子実体。


ヒバ類はよく生垣に利用されている裸子植物で小型の球果をつける。y


スイレンは花の構造が原始的で被子植物のスイレン目と分類される。


ハマボウフウは全体の大散形花序の中に小散形花序があるといった構造になっている。


ノラニンジンは典型的な散形花序。


左のオオバコや中央のヒトリシズカは総状花序。右のドクダミも総状花序で花びらに見えるのは苞。


オオイタドリはまばらに花がついているが穂状花序。


左のブッソウゲ(ハイビスカス)や右のハマヒルガオは合弁花で、単頂花序(単生花)。


左のエゾのリュウキンカや右のカキツバタは離弁花。カキツバタの花びらは咢片と花序片の区別をせずに内花被片・外花被片と呼ぶ。


左のセイヨウタンポポは頭状花が単生、舌状花冠の集合。中央のフランスギクは頭状花が単生、舌状花の花弁は白、筒状花は黄色で先端が5列。右のシロツメクサは多数の蝶形花の集合。3種ともヨーロッパ原産の外来種。


左のコナラの葉はいわゆる葉っぱ型、右のツルアジサイの葉は丸い形で、どちらも鋸歯縁です。


左のヌルデも右のナナカマドも羽状複葉で小葉の縁には鋸歯があります。


左のハリギリも右のイタヤカエデも葉に切れ込みがありますが単葉です。